居酒屋が厚生労働省推奨の次亜塩素酸水を自動噴霧する装置を発表したという記事です。

但し、記事によると厚生労働省側としては、次亜塩素酸水を推奨している事を否定した為にこの装置に関しては、内容を一部訂正したようです。

そこで、厚生労働省がコロナウイルスの対策としての次亜塩素酸水に関して、現状どう言った見解を持ってるかを直接問い合わせて確認しました。

まず、こちらから確認した内容は、下記の通りです。

①については、次亜塩素酸水を殺菌と言っても法に触れるわけではないようなので、問題ないようでした。

何回か問題ないのかしつこく確認しましたが、厚生労働省側では問題ないという認識ですので、殺菌と言っても大丈夫です。

②については、厚生労働省のホームページ内に次亜塩素酸ナトリウムを推奨するかのような文面がありました。

但し、この事については、消毒用エタノールや除菌用エタノールが手に入らない場合の最終手段として推奨しているようです。

次亜塩素酸ナトリウムのコロナウイルスへの効果については、厚生労働省として、効果としては全くないとは言い切れないが、あるとも言えないという微妙な立ち位置のようです。

よって、消毒用エタノールや除菌用エタノールが手に入らない場合の最終手段で次亜塩素酸ナトリウムを推奨するという、ちょっと腑に落ちない話でした。

この事から、最初にお話したネットニュースの『厚生労働省は、次亜塩素酸水を推奨している事を否定』という話は、現状の厚生労働省内での正式見解ではなく、あくまでもネットニュースが先行して出した内容との事です。

今後、もしかすると正式文面として厚生労働省ホームページ内に文書がアップされる可能性はあるようです。

ちなみに、上記に記載した次亜塩素酸ナトリウムを推奨するかの文書に関しては、人体面の危険性を一切記載されていなかったので、見た人が誤解のないように記載した方がいいと伝えました。

③の首から下げるタイプの除菌剤については、データがないとのことです。

以上が厚生労働省に問い合わせした見解です。

当然、上記内容で弊社のお客さんやネット上に厚生労働省の見解とし公表しても問題ないと許可を貰っています。

但し、ここに記載した事もネットニュースと変わりませんので、真実を知りたい方は直接厚生労働省に確認するのがベストだと思います。

厚生労働省ホームページ

6番目に次亜塩素酸ナトリウムの話が書いています。