2020/05/22 14:08

コロナウイルスなどの非常時には悪いことを考える人は世の常です。

 
みんなが混乱している時に心を打つような言い方で物を販売する人は後を経ちません。
 
今問題になっている、韓国製ハンドジェルについても例外ではありませんので、同じ物を販売する立場から個人的見解をお伝えしようと思います。
 
まず、今回の韓国製ハンドジェルについて、販売元のメイフラワーがホームページ上に記載している返品対応内容を下記にまとめます。
 
【返品対応内容】
①アルコール濃度不足
ポンプノズルをOPEN方向に回してもジェルが出ない
 
②のポンプノズルに関しては、ケミカル品の事ではないので置いときますが、①の事に関して少し詳しく触れていきます。
 
【アルコール濃度不足の詳細】
ミドコスメティクス社(韓国)から輸入していた【ハンドクリーンジェル300ml 71%】について、アルコール濃度71%と記載しながら実際は5%程度しかアルコール濃度がなかった。
・安全データシート(SDS)は確認して仕入れていたが、安全データシート内の成分含有量が間違っていた。
 
この2点が詳細だと思いますが、上記内容が本当だとすれば、国内販売元のメイフラワーも事前に防ぐ事は少し難しかったかもしれません。
 
そもそも全てのケミカル品には安全データシート(SDS)と言われる、内容成分や危険性を表すマークなどが記載された、説明書のような物が存在します。
 
この事から、工場では、作業員の安全確保の為、ケミカル品を購入する際に安全データシートを取り寄せるのは当たり前で数年前から保管の強化がされていました。
 
これは、体に万が一の事があった時に、病院などで素早く適切な処置してもらうなどの理由があります。
 
この安全データシートでよく見ないといけないのは、GHS分類とシンボルマークで、この2つが商品に対する危険度を表します。
 
 
当然、上記の通り、安全データシート内に内容成分も記載されていますので、恐らくメイフラワーも確認はしていたと思います。
 
メイフラワーの肩を持つわけではないですが、事業内容に医薬品・医薬部外品の輸出や化学製品の貿易と記載しているので、安全データシートの重要性を知らないわけがありません。
 
つまり、言い方は悪いですが、韓国側のミドコスメティクス社が虚偽の安全データシートを作って、困ってる人から金を騙し取ろうとしていたという結論です。
 
みなさんに知って貰いたいのは、ケミカル品というのは、今回のように効果が目に見えにくい商品も存在する事から、安さが売りの中国製や韓国製などの商品を無闇に購入しないという事です。
 
もし、購入するのであれば、しっかりと商品の詳細を把握して、ある程度は自己責任で買うしかありません。
 
まずは、日本製があるのであれば、少し値段が高くても安全レベルの高い日本製を購入しましょう。

 

最後にK.I.C Online Shopでは、上記内容を踏まえた上で日本製のアルコール除菌液を販売してます。

 

よろしければ、BASE内の商品を参考にしてみてください。

 

K.I.C Online Shop(アルコール除菌液)

https://kiclean.thebase.in/items/28051048